フライラインの制作2!
約一か月前からフライラインを作り始めてみましたが、
工程が少し進んだので、途中経過を記録したいと思います。
当初フライラインを作るにあたって、シルクラインが自作出来れば…なんて思っていたのですが
いろいろ調べてみると、手作業で編み込んでいくにはほぼ不可能と判断。。。
ならば自作の編み機を!と思いましたが、これがかなり複雑な作りで、
学生時代、図工の成績が非常に悪かった私には
設計図を見ただけで脳の機能が完全停止しちゃいました(苦笑)
そんな訳でシルクラインは断念です。
では、シルクラインに変わるものは無いのかと調べてみると、
「下振用糸」と言うナイロンラインが使えるとのことでさっそく購入してみました。
ホームセンターを覗くと、このメーカーの物しかなく「太」と「細」があったので
1個20M巻きの「細」を250円/個で2個購入しました。
次に、向かった先はユザワヤさんの画材コーナー。
そこで、ハーダニングと言う作業に必要なリンシードオイル(亜麻仁油)380円/55㏄を購入。
これで、ラインに張りを持たせる訳です。
これをナイロンライン(下振用糸)にしみこませていたのが前回まで。
全体に行きわたるまでリンシードオイルを馴染ませて、キッチンペーパーの上に放置してました。
因みにナイロンライン2本分に対してリンシードオイル(55㏄)半分くらいを使用しました。
そして1週間ほどしてから、徐々に硬化が始まり3週間ほどで完全硬化!
ハーダニングする前のナイロンラインの重さは20mで7g。
AFTMA(米国釣具製造組合)でのフライラインの規格は、ラインの先端から9mの重さで
ラインの番手が決まるとのことなので、その重さに近くなるようにハーダニングしますが
一回目のハーダニングが終了した時点で、全体の重さが約13g。
規格では1番が3.9g。2番が5.2g。3番が6.5g。4番が7.8g………。
となっていますので、13g÷20m×9m=5.85g。とほぼ2.5番ラインとなり
試しにナイロンラインを手持ちの3番ロッド(SCOTT G 803)のガイドに通して
さっそく試し振りしてみましたが、まだラインのザラザラ感や硬い感じのラインですが
3番ロッドでもしっかりとターンオーバーしてくれますし、使えそうな感じがしました。
もう少し重くしたい気持ちもありますが、
もう一度ハーダニングをするとかなり重くなりそうな気配がします。。。
とりあえず試作で2本作ったので、1本はもう一度ハーダニングを行ってみたいと思います。
そしてこのナイロンライン。テーパーは全く無いので(当たり前か…^^;)
テーパーを付けたほうが良いのですが、一体なにでテーパーをつけようかが悩みどころです。
PS:尚、この自作フライラインにつきましては、
制作の諸先輩
GENさんのブログをお手本、参考に制作しております。
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